聴覚障害児(者)親子支援団体【でんでん】南村洋子講演会開催報告

NPO法人ここほっとを母体とする【当事者支援団体でんでん】が

9月19日(祝・月)南村洋子氏を鹿児島にお招きし、ハートピアかごしま多目的ホールにて講演会を開催いたしました。

(鹿児島県地域貢献サポート事業の助成を受けています)

 

当日の朝ぎりぎりまで天気予報の台風情報を見続け、開催か延期か根気強く判断を待ちました。

無事に講師を乗せた飛行機が飛び、開催が決定した時には胸をなでおろしスタッフ全員と喜びました。

 

img_2532      会場の確認や設営、駐車場の案内など、でんでんスタッフが連携。お父さん方の協力はとても大きかったです。感謝。

 

南村先生の本をずっと読んできて、この日の講演会を誰よりも楽しみにしていたでんでんスタッフが南村先生と対談。

感激で涙が止まらない様子を見て、わたしも涙がでました。

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講演会前、控室にて対談するスタッフと南村先生。

 

13時30分いよいよ講演会スタート。

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司会はでんでんスタッフの旦那様。ビール好きの加藤さん。

聞こえない方々の情報保証の為、通訳者及び要約筆記を依頼しました。

 

理事長小園挨拶。

『台風の心配がありましたが、無事開催することができ、心から嬉しく思います。

本日は、お足元の悪い中、でんでん主催「南村ひろこ講演会」にお越しくださいまして誠にありがとうございます。

でんでんはNPO法人ここほっとを母体とする当事者支援団体です。

子どもが生まれ、家族・親戚、自分を取り囲む様々な人たちと喜びにあふれている中、

ある日突然「あなたの子どもはお耳がきこえていません、聴覚に障害があります」と診断された時、自分の気持ちと向き合う暇なく病院や役所へ走り、あれよあれよと毎日が過ぎていきます。

 

「子どもを育てる親を支援してくれる場があったらいいのにな」という些細な思いから、でんでんの活動は始まりました。

些細な思いが年々大きくなっていったのは、鹿児島聾学校の先輩保護者の姿です。

 

熱心に情報収集、勉強をして、その知識や情報を周りのお母さんに出し惜しみなく提供してくれる姿、人の子も一緒に育てようという親同士の信頼関係、仲間の大切さを教えてくれる姿、

何も言わずにうん、うん、と聞いて共感してくれる姿、聴覚に障害のある当事者であり、同じ母親の立場でもある先輩ママの姿は、人生観が変わりました。

日々何気ない、他愛もない世間話から、いつの間にかたくさんの学びと癒しを得ることができていました。そういう自分自身の経験から

子どもの年齢、性別、補聴手段、環境、関係なく、聴覚に障害のある子どもをもつ親が、いつでも気軽に楽しくつながれる場所をつくりたいと強く思い、鹿児島聾学校の保護者を中心に地域の学校にいる保護者にも声をかけ合い、みんなででんでんを立ち上げました。

幅広く周知し、活動していくためにはみなさんのご協力が必要です。

本日、わたくしどもでんでんスタッフの夢であった、南村先生の講演会を開催することができたのは、皆さまがこうして集まってくださったおかげです。

本当にありがとうございます。

まだ立ち上げたばかりのNPOでございます。至らない点がたくさんあることと思いますが、最後までお付き合いをよろしくお願いいたします。

NPO法人ここほっと理事長 小園 公子』

 

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約70名~80名の参加者に集まっていただきました。

講演会の内容はここには書ききれませんが、南村先生の講演会中は参加者のみなさんがうなずいたり、涙を流していたり

メモに残したり、本当に素晴らしいお話でした。

聴力は関係ない、補聴手段も関係ない、聞こえないものは聞こえない。それはみな同じ。「目の人」。

手話は第一言語。日本語は第二言語。

 

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講演会中の南村先生。

最後に予定になかった質疑応答の時間を設けました。たくさん手が上がったのですが時間の都合で全員対応することができませんでした。残念。

聾学校の先生方はもちろん、乳幼児教育相談に通っているみなさん、幼稚部、地域の保育園や幼稚園に通っている方みんなに本当に聴いてほしい内容となっておりました。

全国の大会でしか聞けないようなお話を、今回この地鹿児島で聴けたことはものすごく貴重なことです。

また来年も絶対に開催したいと考えています。

本当に本当にありがとうございました!!!!

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記念にパシャリ。永久保存版です。(撮影:副理事長今村)

※講演会のDVDや資料をご希望の方は、でんでんスタッフまで。

 090-3198-6365 小園