3.30in東京【NPO法人M-STEP】ツレ婚DAYに参加して

平成28年3月30日 東京ウィメンズプラザにてNPO法人M-STEP主催「ツレ婚DAY」イベントにて登壇してきました。

飛行機、スカイライナーから電車を乗り継ぎ、やっと会場入りすると、すでに多くの参加者で席が埋まっており、関係者席に着席すると隣には区議会議員の岡田まり議員がいらっしゃいました。

会場には、理事長の新川てるえさんや副理事長の平田えりさん、その他たくさんのスタッフさん方がいらっしゃって感激で興奮状態のまま、継母当事者として何を語ることができるのか、事前に鹿児島から準備してきた資料とにらめっこしていました。

事前のスカイプ打ち合わせがしっかりなされていたので「楽しむ」ことを第一に笑顔で登壇させていただきました。

アンケートからピックアップしたことを新川代表が読み上げ、一つずつ回答していく時間ではたくさんお話したいことをグッと我慢して簡潔にまとめました。

以下、質問と私の回答です。

◇アンケートに回答してみてどうだったか?

「これまで家族のことを聞かれていい気分になったことがない為、ステップファミリーの気持ちをよく理解した質問で嬉しく思いました。回答していく中で自分が言いたいことを言えてカウンセリングを受けているような気分でした」

◇子連れ再婚のデメリット

「デメリットはこの時間だけでは回答しきれません(笑)なので支援者として回答します。デメリットは自分で決めた道、分かっていて再婚したのでしょう?という社会の認識により、堂々と悩めないことだと思います。継母さんは継子のことで悩むことを罪悪感としてとらえているように感じます。その悩みはみんな抱えていることであり、自分を責めないでほしいと助言することが多いです」

◇子連れ再婚をうまくやるコツ(アドバイス)

「パートナーと継子の問題で衝突したときについて。継子のことで悩みをパートナーに話すと、パートナーは我が子の悪口を言われているように感じて怒り、ケンカになります。例えば【お母さんのご飯がおいしくない】と継子に文句を言われ悲しい気持ちになった時に【子どもだから仕方がない】とか【そんなことを言わないように子どもに言っておく】ではなく、【嫌な気分になったんだね、悲しいね】とひたすら私の気持ちを受け止めてほしいと主人にお願いしています。子どもが嫌なことを言うことについては解決できることではないですから‥」

◇国としてどんな支援が必要か?何を考えてほしいか?

「一般家庭の問題と、ステップファミリー特有の問題をすみ分けほしい、母性愛と人間愛のすみ分けをしてほしいです。」

◇子連れ再婚のメリット

「アンケートにはたくさんのメリットが書いてあってとっても嬉しく思い幸せな気分になりました。生活保障の安心感がやはり一番だと思います。そして、好きな人と一緒に居られること、それ以上の幸せはないと思います」

◇感想

「再婚してから様々な壁に悩みすぎて、鬱状態で生活していました。そんな中、M-STEPに出会い新川さんのカウンセリングを受けて世界が180度変わりました。それからはステップファミリーの生活を楽しむようになりました。私みたいに気持ちを分かってくれる人がいるだけで救われるのだと知り、九州鹿児島で支援者になりました。この出会いを大切にこれからもよろしくお願いします」

後半は、インターネットテレビ「こどもエイド」公開収録が行われ、ミュージシャンの橋本英一さん、堤香苗(株式会社キャリアマム代表取締役社長)さんの楽しいセッション、橋本さんの素敵な歌「ありがとう」で締めくくられました。

 

てるてる

イベント終了後、一人の女性が駆け寄って来られ、

「私は、自分の子ども5人を連れて、初婚の主人と再婚しました。主人の気持ちが初めて分かり、今では申し訳ない気持ちと、解決しようとせずに気持ちを受け止めてあげたらよかったんだ!というスッとした気持ちでいっぱいです。主人の気持ちが少し理解できたのでこれからも頑張ります」

と涙を流していらっしゃいました。

現在、毎週火曜日に電話無料相談窓口の担当をさせていただいていますが、たくさんのお電話をいただいています。

ステップファミリーの生きづらさや、何が問題なのかをまず当事者が理解し、公言していかなければ支援の輪は広がりません。

幸せになるために踏み出した道を後悔することのないように、

 

福祉の領域で支援が必要ならば、まず当事者がギャンギャン公言していきましょう。

 

当事者同士が心の支えになって、癒しになってくれるはずです。ステップファミリーはあなたの周りに実はたくさんいるっていうことを忘れないでほしいです。

打ち上げでは、継母が集まって泣きそうになりました、いや、泣きました(笑)

 

全員の気持ちが一致したことは、

「何も気をつかわずに、何も考えずに、言いたいことが言える、話したいことが話せる、こんなに楽だったんだ」

ということ。どんなに素晴らしいカウンセラーに聴いてもらうより、同じ境遇の当事者がそこにいる、目の前にいる、ただそれだけでものすごい癒し効果、安心感です。

みんなの言葉を聴いて、私自身も鹿児島での生活を振り返り「孤独だったのだなあ」なんて考えちゃいました。ぜひ、東京ではM-STEPのみなピク、鹿児島ではここほっとのみなピクへいらしてください。待ってます。

東京での一日はあっという間でしたが、後悔は何もない!と言い切れるほど充実し、お金には代えられない幸せをいただきました。

えりさん